高木監督が森野に最後通告

2012年06月29日 12時00分

 中日・高木守道監督(70)が森野将彦内野手(33)に最後通告だ。25日現在、46試合で2割1分7厘、2本塁打、16打点と打撃不振が続いており「これからは駄目なら若手を使うよ」と言い切った。指揮官は森野の普段の野球への取り組み方にも不満がある模様。このままでは代打、守備固め要員となってしまいそうだ。

 前日(24日)の広島戦(金沢)で高木監督は3打席ヒットのなかった森野を途中交代させた。これが今回の最後通告につながった。ドラフト1位の高卒ルーキー・高橋周との三塁争いが注目された中「(森野には)3打席チャンスやったんだから…。これからは駄目なら若手を使うよ。いつまでも待ってられん!」ときっぱりだ。

 25日は指名された若手野手中心の練習が行われたが、指揮官はこれに森野が志願参加しなかったことにも言及。「本人は調子良いと思っているんじゃないの。来んてことは…。調子良いのに何で代えるんだと思っているんじゃない」と痛烈な皮肉を浴びせ、さらには「若いのと違って(スタメン落ちの)屈辱はある。ただ(森野は)そういうところをはね返して、がむしゃらにやるタイプじゃない。損なタイプ。調子が良くないと守備も走っても動きが緩慢に見える」とも…。

 森野への厳しい言葉が続いたが、周囲も高木監督と同じ考え。首脳陣の一人は「森野は調子が悪いなら何とかしようというところを見せなきゃいけない。早出特打をやるとか、特守をやるとか。だけどもそういうところが全然、見えない。だったら可能性のある頑張っている若手を使おうと監督が思うのは当たり前だと思う」と、これまたピシャリだ。

 首脳陣からは「森野がもう一度ちゃんとレギュラーになりたかったら、このままじゃ駄目。何かを変えなきゃね。ベンチでふてくされているんじゃなくて、誰よりも大きな声を出すとかすれば『森野を使いましょう』となる」との声もあるが、果たして…。森野の野球人生が正念場を迎えていることは確かだ。