阪神・関川コーチ直撃「打撃指導者多すぎませんか?」

2013年10月24日 16時00分

攻撃力アップに向けて関川コーチ(右)が“4人体制”をまとめることを宣言した

 阪神が打撃改革に着手している。育成&打撃コーディネーターに掛布雅之氏(58)、一軍打撃コーチにトーマス・オマリー氏(52)と実績のあるOBを招聘。留任する関川浩一(44)、高橋光信(38)の両打撃コーチとともに得点力不足に悩む打撃部門の指導を行うことになる。しかし、気になるのは4人体制という異例の“人数”だ。「船頭多くして船山に登る」ということにならないのか――。関川コーチを直撃した。

 

 ――掛布氏の役割は若手育成だが、球団では臨機応変に一、二軍の選手を指導してもらうことを考えている。場合によっては4人のコーチが打撃ケージ周辺に集まるという状況になる。「コーチが多すぎるんじゃないか」という声も出そうだ

 

 関川コーチ:そこは大丈夫ですよ。多くて困るということはないです。みんなが「チームが勝つためのバッティングを指導する」という共通の目標を持っているわけですから…。「少しでも得点できる確率を上げる打撃にしていく」という目指す方向が同じなんですから、全く問題ない。

 

 ――それぞれの指導方法、持論が違うと選手が混乱してしまうも危険もある

 

 関川コーチ:指導方法で「自分のやり方とは違うな」というところも出てくるかもしれない。でも、そういうところはしっかりコミュニケーションを取ってやっていきます。

 

 ――まず11月の秋季キャンプで4人が集まる予定。打撃部門のコーチ陣が毎日、意見のすり合わせをしていくことも必要だ。食事をしながら打撃理論をぶつけ合うということもあるのか

 

 関川コーチ:そうですね。それは当然ですよ。そういう意見のすり合わせをしていくのもボクの役割ですから。

 

 ――球団は掛布氏に選手だけではなく関川コーチをはじめコーチ陣も指導するという役割も期待している

 

 関川コーチ:掛布さんは、すごい成績を残された方。教えていただくことはたくさんあります。楽天時代にお世話になった野村克也さんも「自分は死ぬまで野球を勉強するつもり」と、おっしゃっていた。野村さんほどの方でも今でも勉強されている。ボクも勉強しないといけないですよ。