ソフト岩崎 地元で〝復活投〟

2012年06月27日 12時00分

 ソフトバンクの岩崎翔投手が26日のオリックス戦(ヤフードーム)に先発し、地元ファンの前で見事な〝復活投〟を見せた。


 熱のこもった109球だった。先発の岩崎が7回6安打、9三振、無失点と好投。打線の援護に恵まれず白星はつかなかったが、首脳陣に〝復活〟を印象付けることに成功した。

 0—0の7回。一死一、二塁と最大のピンチを迎えたが、若き右腕はまったくあわてない。スケールズ、代打・北川を連続三振。「気持ちで何とか乗り切った」。この回まで三塁を踏ませず、先発の役割を十分に果たした。

 開幕からローテーションを守っていたが、不調で黒星が先行。6月3日のヤクルト戦で6敗目を喫した後、中継ぎに〝降格〟していた。「リリーフの経験を生かさないといけない。もう失敗するわけにはいかない。全力でいけるところまでいく。ダメだったら二軍(行き)くらいのつもりで投げる」

 二軍行きも覚悟し、悲壮な決意で臨んだ試合。岩崎は約3週間ぶりのまっさらなマウンドに立ち、躍動した。首脳陣は今後も「当然、先発として期待」(高山投手コーチ)しており、22歳の復調は上位追撃に明るい材料だ。

 一方、貧打は深刻なままだ。この日、カブレラが体調不良で登録抹消。交流戦が明けても得点力不足は解消の兆しがない。特に内川が大スランプ。今後、カブレラ不在のダメージは計り知れない。

 

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