お手柄弾の巨人・寺内 フロント入り内定

2013年10月18日 16時00分

3回、左翼へ先制3ランを叩き込んだ寺内

<セCSファイナルS第2戦(17日):巨人3-0広島>セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージは17日、東京ドームで第2戦が行われ、巨人は伏兵・寺内崇幸内野手(30)の3ランで、広島のエース・前田健太(25)を粉砕。3―0で勝利し、リーグ優勝による1勝のアドバンテージを含め、対戦成績を3勝0敗とし、日本シリーズ進出に王手をかけた。

 巨人の寺内が、自身も驚きの大仕事をやってのけた。3回、前田健の失投を見逃さず、左翼へ先制3ランを叩き込んだ。プロ7年で通算4本塁打の伏兵が放った一発が決勝弾となり、菅野と並んで上がったお立ち台では「まさか入るとは…」とはにかみながら素直な感想を漏らした。

 今季は中井や立岡ら若手の台頭で二塁の位置を脅かされる苦しい時期もあったが、ここ一番で存在感を示した。二塁以外もマルチに守れる内野手として貴重な存在だが、実は球団フロントからも“意外な才能”を高く評価されている。

「テラは社会人出身(JR東日本)だけあって礼儀正しいし、優しくて人当たりがいい。後輩に対して偉ぶることもなく、雑務も率先してこなす。そんな人柄を(フロントの)上層部に買われて『君は選手にしておくのがもったいない。いつでも職員ポストを用意して待っているからな』とラブコールを送られているんです」(球団関係者)

 もちろん寺内がバットを置くのは先の話。だがその時がいつ訪れたとしても“第2の人生”はバッチリ約束されている。