高木監督の〝気まぐれ〟恐れる金本

2012年06月26日 12時00分

  阪神の金本にある不安がささやかれている。中日の高木監督に潰されてしまうのではないかというのだ。

 極度の不振に陥った新井貴の代わりに4番を務めるなど、ここまで金本は大きな負担がかかる状況で出場を続けてきた。このままではパンクしてもおかしくない。

 そこで首脳陣は7月20〜23日までの球宴期間中にしっかりと休養を取らせることをかなり早い段階で決めた。ところが、今年の球宴で全セを指揮する高木監督が「今年の監督推薦は年寄りばかり選ぼうかな」と発言したことで状況は一変。

 高木監督がいう「年寄り」とは、球界最年長野手の金本をさしているのは間違いない。阪神関係者らは「高木さんのことだから、あながち冗談とも言い切れない。もしかしたら、本当に監督推薦で選ぶつもりなのかもしれない」と戦々恐々となっているのだ。

 25日にはファン投票の結果が発表され、そのなかに金本の名前はなかった(外野手部門4位)。25日の時点での成績は打率2割5分4厘、4本塁打、18打点。監督推薦されるにはあまりにも物足りない成績。だが〝気まぐれ〟で知られる老将のこと。球界を代表する名プレーヤーだからなどと何か理由をつけて出場を決めるかもしれない。そうなれば「休養計画」は水の泡。後半戦での巻き返しにも影響を及ぼすだろう。

「今年の球宴は大阪、松山、岩手と移動がきついからね。できれば(金本には)休んで欲しい」(別の関係者)。7月2日の監督推薦発表まで阪神関係者は眠れぬ夜を過ごすことになりそうだ。