マートンにお立ち台コール

2012年06月25日 18時00分

 阪神が24日のDeNA戦で天敵・三浦を攻略して5ー2と快勝。火付け役は悩めるマートンの強烈な先制パンチだった。

 マートン、マートン!——試合終了直後、スタンドからはお立ち台にマートンをリクエストするコールが巻き起こった。結局は先発・安藤と平野がヒーローインタビューとなったものの、待ち望んでいた一発だっただけにマートンの復活メッセージを聞きたいというファンが多かったようだ。

 そのアーチはいきなり飛び出した。1回裏、先頭打者のマートンは三浦の3球目を左中間席に2号ソロを叩き込んだ。通算6本目となる先頭打者アーチだ。和田監督は「三浦は尻上がりに良くなる。マートンの一発が起爆剤になった」と値千金の本塁打だったと評価する。金本、ブラゼルの適時打で2点を追加し、2回にも平野の1号ソロと今季も2安打完封を喫している三浦を攻略。3回以降、追加点を奪えなかったことを考えれば貴重な先制攻撃となった。

 先発・安藤もリードに守られて8回まで無失点。9回に2点を失い、6年ぶりの完封を逃したが、4月19日以来2か月ぶりの白星で今季3勝目を飾った。

 ストライクゾーンの変化による不振に舌禍事件も加わって大きなストレスを抱えていた安打製造機。和田監督の連日のカウンセリングもあり、徐々に明るい表情を取り戻してきた。チームも5月31日以来の勝率5割復帰。大事な役者も戻って、上昇モードに突入した。