コンラッド退団問題 ブルワーズ青木“待った”

2013年10月06日 16時00分

宮本の引退し試合に駆けつけた青木(右)はコンラッドの大ブレークを予言(左は古田氏、手前右はサブロー。左は唐川

 阪神が貧打解消のために新助っ人補強に乗り出している。編成責任者の中村勝広GM(64=顔写真)が2度にわたり渡米するなど新主砲を精力的に調査。すでにブルックス・コンラッド外野手(33)の退団は既定路線だが、元チームメートのブルワーズの青木宣親外野手(31)からは「来年は活躍する」という何とも気になる予言が飛び出した。

 

 

 6勝16敗2分けという9月の大失速で露呈した4番不在問題。リーグワーストの522得点(4日現在)という決定力不足にもつながった。4番候補として期待していたコンラッドが打率1割7分5厘、打点、本塁打ともに0に終わったことが大きく影響しているだけに、新主砲の補強に血眼になっている。

 

 そんな中、2012年にブ軍でコンラッドとともにプレーした青木は大変身を予想している。もともと青木は「はっきり言って天才です。センスがすごい」と能力を絶賛していた。今季は期待外れに終わったものの「ボクの見立ては間違っていない。いい選手なのは間違いない。コンラッドは性格がいいから、1年間では日本にうまく順応しきれなかった部分があると思う。来年もいれば活躍すると思います」と力説しているのだ。

 

 この青木の意見を無視できない事情もある。実は、これまでにも中村GMがクビにした外国人選手が他球団で活躍してしまうというケースがあるからだ。

 

 昨オフ、球団内に「残留させるべき」という意見があったクレイグ・ブラゼル内野手との契約を打ち切った。そのブラゼルは6月下旬にロッテと契約。シーズン途中の入団ながら4日現在で11本塁打33打点と持ち前の長打力を発揮している。虎打線が深刻な状態に陥ってしまっただけにチーム関係者は「ブラゼルを残しておけば」と悔やんだ。さらに、オリックスGM時代にも解雇したホセ・オーティズ内野手がロッテやソフトバンクなどで活躍するという例があった。

 

 もしかしたらコンラッドも他の国内球団に入団して活躍してしまう可能性が…。戦力外の方針を再考する余地があるかもしれない。