戦々恐々〝気まぐれモリミチ〟采配

2012年06月24日 18時00分

 中日・高木守道監督(70)の〝ひらめき采配〟が二軍でもドタバタ劇を時期起こした。20日のウエスタン・リーグ広島戦(ナゴヤ球場)の試合開始2時間前、指揮官はチーム関係者を通じて、鈴木二軍監督にドラフト1位ルーキー内野手の高橋周を右翼で起用するように指示したのだ。

 23日の広島戦(富山)からリーグ戦再開となる中日。森野と高橋周の三塁争いが注目される中、指揮官は高橋周の外野起用のウルトラC案を示唆。それを早速、試したわけだが、二軍首脳陣は想定しておらず対応に大わらわ。高橋周を三塁で起用するつもりだったため、代わりの三塁には遊撃の谷、遊撃にはスタメン予定のなかった森越、さらに右翼の堂上剛を左翼に回し、左翼の野本をスタメンから外すなど、メンバー表も書き直しとなった。

 当事者たちもドタバタだ。「3番・右翼」でフル出場した高橋周は4打数1安打、外野守備も何とかこなしたものの「これまで外野の練習もしたことがなかったのでびっくりしたけど、言われたところで頑張るしかないです。外野は人生初でした」と困惑しきり。急きょ出場となった森越は準備不足からか、守備で腰を痛めて途中退場。二軍首脳陣は「野本は(スタメンで)使えなかったし、出した森越は故障をしてしまったし…」と何とも言えない表情。

 高木監督といえば7日のウエスタン・リーグ阪神戦(ナゴヤ球場)でも「二遊間を入れ替えてくれ」とケータイで〝遠隔采配〟して話題になったばかり。〝気まぐれモリミチ〟に周囲はもはや戦々恐々だ。
 
高木監督が二軍を遠隔操作