楽天がCS前に4位西武を異常警戒するワケ

2013年10月03日 11時00分

 初のリーグ優勝を達成した楽天が、CSを前に現在4位の西武を異常警戒している。3位ソフトバンクとは2ゲーム差だけに動向が気になっても不思議ではないが、これにはちょっとした理由がある。


 きっかけとなったのは初Vが決定した26日の楽天―西武(西武ドーム)で起きたハプニングだ。西武2点リードの7回、楽天の攻撃中に日本テレビ系列のミヤギテレビのアナウンサー、スタッフの2人がバックスクリーンに“侵入”。球場内には注意を促すアナウンスが流れ、試合が中断する事態となった。


 それだけならどうということもなかったのだろうが、ゲームが再開すると、流れが一変した。楽天が3点を奪って逆転に成功し、そのまま勝って優勝を決めてしまったため西武側は大激怒。侵入した人物を特定した上で「あれで流れが断ち切られてしまったじゃないか!」と猛抗議し、当事者のミヤギテレビが翌日、自社ホームページに謝罪文を掲載する事態へと発展した。


 もちろん、楽天が仕掛けたものではないが、自軍の取材関係者のせいでライバルの闘志に火がついてしまったのは深刻な問題だ。「西武もCS進出へ大事な試合が続いていますからね。話によれば、まだ怒りは収まっていないようです」(楽天関係者)


 今季の同カードでは6月27日の試合(大宮)で乱闘騒ぎが起き、今月25日の対戦(西武ドーム)でもハウザーが栗山に頭部死球を与えてひと悶着あったばかり。星野監督は「CSの相手はどこでもええわい!」とドッシリしているが、チーム関係者は、西武とのマッチアップは避けたいというのが本音のようだ。