広島・大竹“前田智流”取り入れ10勝

2013年09月30日 11時00分

10勝目を挙げた広島・大竹

 広島・大竹寛投手(30)が29日の巨人戦に先発し、7回無失点の力投で10勝目を挙げた。7回二死二、三塁で長野のファウルを処理した際に左太ももがつるアクシデントに見舞われたが、治療を受けてマウンドに戻り、二ゴロに打ち取った。「10勝は簡単な数字ではないし、僕だけの力ではないので周りに感謝したい」と笑顔を見せた。


 2桁勝利は2年連続。この裏には“前田智流”があった。もともと体重の変動が激しい大竹は、特に夏場に食べ過ぎるとすぐに増量してしまう傾向があった。そこで今季からは「遠征先にも体重計を持っていって、こまめに測るようにした。もし増えていたらすぐに気をつけるようにしている」と“マイ体重計”を持ち歩くことで改善に努めた。


 実はこの方法は先日、今季限りでの現役引退を表明し、この日から一軍に合流した前田智が行っていたもの。「体重計を持っていく選手はほとんど見たことがない。そこまでやるのが唯一、前田さんだった」(チーム関係者)。大竹は尊敬する大先輩の体調管理法を実践することで、好調キープに成功したのだ。


 10勝到達は前田健、野村、バリントンに続いてチーム4人目。「いいピッチングをしてチームの勝ちに貢献できてよかった」(大竹)。この勢いでCSでも快投を見せたいところだ。