桐光・松井 両親の希望は「育成重視の球団」

2013年09月28日 16時00分

プロ入りを表明した松井

 ドラフトの目玉である桐光学園(神奈川)の左腕・松井裕樹(17)が27日、プロ入りを表明。12球団OKの姿勢を示した。会見で「小さいころからプロ野球で活躍したいと思っていました」と表明。対戦したい打者を聞かれ「ソフトバンクの内川(聖一)さん。どんなボールでもヒットにしてしまうと聞いているので、ぜひ対戦したい」と目を輝かせた。

 

 松井は昨夏の甲子園、今治西高戦で22奪三振の大会新記録をマーク。一躍、注目を集めたが、今年7月、神奈川大会の準々決勝で敗退した際は「まだ考えられない」と進路は未定だった。

 

 だが8月下旬から台湾で開催された18UW杯で同学年の森友哉捕手(大阪桐蔭)らから刺激を受けた。「みんなレベルが高かった。森とはプロでもう1回対戦したいと思った」と松井はプロ入りの意志を固めた。

 

 ドラフト会議(10月24日)での1位競合は確実。会見では「12球団すべてOKか?」と聞かれ「はい」と答えたが父・良友さん(55)、母・真琴さん(41)の意見は「育成重視」だという。

 

「松井は174センチ、75キロと体は決して大きくない。ご両親の希望は高2の時点では卒業後、社会人野球でしっかり体をつくってからプロを目指す方針だった。それが甲子園でブレークして許される状況じゃなくなった。それでもプロ1年目から即ローテ入りよりは、ソフトバンクや日本ハムみたいな育成重視の球団で3年計画で育ててほしいと思っている」(松井の中学時代の恩師・緑東シニアの中丸敬治監督)

 

 松井自身も「自分の体はまだまだ出来上がっていないので、体をしっかりつくってからというのはある」とプロ1年目からフル回転するより長くプロで活躍できる環境を望んだ。