加藤コミッショナー“有罪”も反省ゼロ

2013年09月28日 16時00分

“クロ通告”も最後まで無責任――。統一球隠ぺい問題を調査していた第三者委員会が27日、東京都内のホテルで12球団代表に最終報告を行った。

 

 調査報告書の内容は、加藤コミッショナーの責任についても触れた。反発係数が上がったことを把握していたかは不明としながら「その地位、職責及び職歴から見て、ごくわずかな注意を払いさえすれば、変更の事実を容易に知ることができた」と指摘。続けて「いずれにしても本件に起因する混乱を招いた責任を免れることは許されない」と同コミッショナーの責任を断罪した。

 

 他にも報告書には非常勤である現在のコミッショナーの勤務態勢を疑問視する部分や、日本野球機構(NPB)のガバナンス体制の充実、強化を提言するくだりもあった。

 

 当の加藤コミッショナーは会議直前に会場に現れると、会議終了後すぐにそそくさと退出。報告書についての感想を求められると「(委員会の)先生方もお話ししておりますし、それに付け加えることはございません」とコメント。報告書を受けてのNPB側の記者会見への出席をすることもなく、最後まで球界に混乱を招いたことへの反省の言葉は聞かれなかった。

 

 今後は30日に12球団の代表が集まり、10月2日に臨時オーナー会議を開いて対応を協議する。