中日次期監督「外国人にやってほしい」

2013年09月29日 16時00分

 今季限りで退任する高木守道監督(72)の後任人事が注目される中日だが、現状は全く進んでいない。というのも「(白井文吾)オーナーから動くな、と言われている。名前も持ってくるなと言われている。だから今はこちらも動きようがないんだよ。オーナーは名前が勝手に出て独り歩きすることが嫌なのだと思う。だから(幹部同士での)話し合いも名前が漏れる可能性があるからできない」(フロント幹部)。言わば白井オーナーのゴーサイン待ちのこう着状態といったところだ。

 

 そんな中、コーチ陣から新監督は「外国人にやってほしい」との声が出ている。その理由はレギュラー陣が高齢化しているチーム事情にある。42歳の谷繁を筆頭に和田(41歳)、井端(38歳)、荒木(36歳)、森野(35歳)と他球団に比べて極端に年齢層が高い。高木監督にはそうしたレギュラー陣の新陳代謝も期待されたが結局は後半戦に2年目の高橋周を起用した程度で若返りはできなかった。

 

「結局はしがらみ。いろいろと知っているがゆえになかなか思い切ったことができなかったんだよ」とあるコーチはいう。地元の支援者や人間関係。ベテランの衰えを感じながらも、“中日ファミリー”に身を置いていることで厳しい断行ができなかったというわけだ。

 

 しかし、外国人監督となれば別。「何のしがらみもない。感情に流されることもない。純粋に力だけを見て判断してくる」(同コーチ)。もはや中日の若返りは待ったなし。このままではジリ貧なのは目に見えている。チームの将来のためにもドライな改革ができる外国人監督が必要というわけだが、果たして白井オーナーの判断は…。