菅野CS開幕投手も

2013年09月29日 16時00分

 巨人のルーキー、菅野智之投手(23)にクライマックスシリーズ(CS)開幕投手案が浮上している。今季は新人ながらここまでチームトップタイの13勝を挙げ、最多勝争いを繰り広げるなど、チームの大黒柱となりつつあるとあって、様々な状況も考慮して初の大役に推す声が出始めた。

 

 現在、15勝の前田健(広島)、小川(ヤクルト)との最多勝争いには「正直言って難しいですよね」と本音も。2差がついているだけに状況は厳しいが、小川とは同時に新人王争いも繰り広げているとあって「(新人王は)一生に一度しか取れないもの。そういうチャンスをもらっているので、頑張りたい」と前向きにタイトル奪取への意欲を語った。

 

 そんな菅野に対してはCSファイナルシリーズの開幕投手に推す声が。一つには、ここにきての先発陣の不振がある。

 

 2年連続最多勝の内海は24日のヤクルト戦で5回途中9失点KO。二軍でポストシーズンに向けての再調整が命じられた。杉内にしても21日の広島戦で今季ワーストとなる6回7失点と打ち込まれるなど、不振が続いている。

 

「本来はチームのエースである哲(内海)が順当だとは思う。ただ、短期決戦は初戦が大事。シーズンを通じてコンスタントに成績を挙げたといえば菅野だし、今一番調子がいいのも彼。その点でチームに勢いをつけるためにも、投げさせるのはアリかもしれない」とチーム関係者は菅野をプッシュする。

 

 このプランにはここにきて“第2先発”候補の投手が充実してきたとの理由もある。中継ぎとして息を吹き返した澤村をそのまま中継ぎで起用する手もあり、現在は先発させている今村はロングリリーフとしても計算できるとあって「ある意味、5回までを飛ばして投げればいいと考えれば、立ち上がりから安定した力を発揮する菅野を起用して、ロケットスタートにつなげる考えもある」(球団関係者)。

 

 いずれにせよ今後の調子を見極めての起用となるが“CS開幕投手”の行方に注目だ。