
今年4月に日本通算2000安打を達成したDeNAのアレックス・ラミレス外野手(38)が26日、神奈川・横須賀市内の二軍合宿所で高田繁GM(68)から来季の構想外であることを通告された。球団からの引退セレモニーの打診を拒否するなど、現役続行の意志が固いことは本紙既報通り。今後の去就について戦力外通告を受けたばかりのラミちゃんを直撃した。
――高田GMとはどんな話をしたのか
ラミレス:すごくいいミーティングができた。「ありがとうございました」と言った。
――コーチ就任の打診はあったのか
ラミレス:それはなかった。
――現役続行の意志は固い
ラミレス:100%。あと1、2年は現役でやりたい。自分はまだ高いパフォーマンスを維持している。東京近郊にこだわらず、興味を持ってくれた球団ならどこでも行く。妻ともすでに話し合った。
――7月18日から始まった長い二軍暮らしの原因ともなった課題の守備へのこだわりは
ラミレス:DH制のあるパ・リーグの球団なら守備に就くことはないだろうけど、監督が試合に出てほしいと言えば、もっと守備練習もしていきたい。
――DeNAでの2年間を振り返って今の気持ちは
ラミレス:とてもいい経験ができた2年間だった。横浜のファンは素晴らしかったし、モーガンをはじめチームメートとも仲が良かった。別れるのはつらいけど、野球ビジネスでは明日は分からないから。