カープ芸人・尾関「広島CS陰の立役者はキラ」

2013年09月26日 16時00分

「ついにこの日が来た!」と喜ぶ尾関

<カープ芸人 ザ・ギース尾関> 縁あって昨年から「カープ芸人」を名乗らせていただいているお笑いコンビ「ザ・ギース」の尾関高文です。ついに、この日が来ましたね。16年ぶりのAクラス入りですよ。マジでうれしすぎてゲロを吐きそうです。16年前の1997年と言えば第1次たまごっちブームの真っただ中で、歌謡曲だとKinKi Kidsの「硝子の少年」やSpeedの「White Love」が流行していたころですからね。どれだけ昔のことなんだよって感じです。

 

 今回のCS進出はエースのマエケンさんによるところが大きいのはもちろんですが、個人的には途中入団の助っ人・キラが陰の立役者なんじゃないかと思っています。二軍での成績もパッとしなかったし、クリケンさんが「キラはダメだ」と言っているなんてウワサも耳にしていたのでまったく期待していませんでしたが、たまたま見に行っていた横浜スタジアムの試合での2打席連続特大弾で、僕の中での評価は一変しました。

 

 守備では、ファンの間で「キラの介護士」と言われている菊池さんにおんぶに抱っこですが、キラは特殊な才能の持ち主であることをご存じですか? ネット上でもだいぶ話題になっていたようですが、あの根暗で有名なルイスをベンチで爆笑させていたことがあるんです。芸人の僕でもルイスを笑わせる自信はありません。キラ、恐るべしです。

 

 今年はチーム内に「なんとしてもCSに行くんだ」という一丸ムードもあったように思います。象徴的だったのが、今月10日前後にネット上に流出したバリントンとエルドレッドのデート写真です。東京スカイツリーのフロア340にある下が丸見えのガラス床の上で2人がピースサインする姿に、僕は深い「絆」を感じました。

 

 さて初のCSです。専門家ではありませんが、なんとなく阪神は食えそうな気がしています。その勢いで巨人にも勝って日本シリーズへ。そしてプロ野球界で現行のCS制度の是非が問われる…というシナリオまで描いていますが、ぜいたくは言えません。CSファイナルステージで巨人に惜敗して、その悔しさをバネに来季は優勝――。そのぐらい謙虚な気持ちで、ポストシーズンの戦いぶりを見守っていこうと思っています。

 (お笑い芸人)