メッセンジャーが学んだ教訓「どうフィニッシュするかが大事」

2013年09月24日 10時59分

メッセンジャーを迎える和田監督

<阪神2-0ヤクルト(23日)>阪神が23日のヤクルト戦(甲子園)に2—0で完勝し、これで3位以内が確定。2010年以来3年ぶりのクライマックスシリーズ(CS)進出を決めた。

「昨日、結果が出たことでいろいろなものを吹っ切ることができた。全員がもう一度、東京ドームで巨人と勝負するという気持ちでスタートした」。和田監督は闘志あふれる表情で、まくし立てた。

 前日22日夜にはテレビ画面の中で宿敵・巨人の原監督が8度、宙に舞う姿を目に焼き付けた。「打倒・巨人」を合言葉にスタートした今季も最後は独走Vを許してしまった。しかし、まだ”敗者復活戦”が残されている。CSファーストステージを突破すれば、もう1度、巨人と日本シリーズ出場権をかけて戦うことができる。そんな「虎の意地」を発揮したのが先発・メッセンジャーだった。

 序盤3回を無安打投球と完璧にヤクルト打線を封じると3回裏には二死走者なしから西岡が中前打で出塁すると俊介の左中間三塁打で先制するなど2点を奪った。9月は3試合に登板。打線の援護がなかったため勝ち星はついていなかったものの、絶好調だった助っ人右腕にはこの2点で十分だった。3安打完封で12勝目をつかんだ。

 試合後、メッセンジャーはメジャーのベテラン選手から伝授されたという教訓を披露した。「シーズンはどうスタートするかじゃなく、どうフィニッシュするかが大事なんだ」。和田阪神が2年目のシーズンをどう締めくくるか——。指揮官の手腕の最終評価が下されるのはこれからだ。