阿部欠場に杉内乱調…巨人胴上げ持ち越し

2013年09月22日 11時21分

 優勝マジックを1としていた巨人は21日、広島戦(東京ドーム)に4―7で敗れた。この日のデーゲームで2位の阪神がヤクルトと引き分けたため、胴上げは今日22日以降に持ち越しとなった。原監督はベテラン左腕・杉内に勝利を託したが、6回7失点とまさかの大乱調。阿部を欠いた打線も3点差まで追い上げるのが精いっぱいだった。

 

 

 試合前からドタバタの連続だった。優勝決定の条件が、事態を複雑化させていた。巨人―広島が午後6時開始のナイターだったのに対し、2位阪神―ヤクルトは午後2時開始のデーゲーム。阪神が敗れれば、東京ドームの試合開始前に優勝が決まる。甲子園の試合経過を見守りながらの、異様な一日が始まった。

 

 ヤクルトが序盤で5点リードを奪ったことが伝わると、練習中の巨人ベンチは早くもお祝いムードに包まれた。だがその後、阪神が同点に追いついて延長戦に突入。試合前には結果が判明するはずが、予想外の展開で巨人ナインは決戦の舞台に立つこととなった。

 

 さらに思わぬアクシデントが巨人を襲う。スタメン発表時に「3番・捕手」で名を連ねていた主将・阿部の姿が初回のグラウンドにない。球団によると試合開始直前に背中に異常を訴えたため、出場を見送ったという。

 

 Gの主将は試合中に球場を抜け出し、東京都内の病院に直行。検査を受けた結果「右わき腹から背中にかけての帯状疱疹」と診断された。帯状疱疹は水痘・帯状疱疹ウイルスによって引き起こされるウイルス感染症の一種で、強い痛みを伴うことが多い。今日22日以降の出場は症状を見て決める方針。欠場が長引く可能性もある。