ロッテ時代に“実績”CS下克上は西岡に任せろ!

2013年09月22日 16時00分

CSでの大活躍が期待される阪神・西岡剛

 2位が確定的となっている阪神がクライマックスシリーズ(CS)に向けて必勝策を思案中だ。これまでのCSではファーストステージさえ突破したことがないが、今年は何としてもクリアし、その勢いで宿敵・巨人も倒して日本シリーズに駒を進めたい。そこで“あの男”の下克上経験を生かしたいというのだ。

 

 阪神は過去3度、CSファーストステージに進出したが2007、08、10年のいずれもそこで敗退。多くの関係者や選手たちは“ファーストステージの向こう側”を経験したことがない。そんな中「あの経験をみんなに細かく伝えてもらいたい」(チーム関係者)と熱い視線を集めている選手がいる。今季新戦力としてチームをけん引してきた西岡剛内野手(29)だ。

 

 西岡はロッテ時代に「負けたら終わり」の戦いを数多く経験してきた。まずは05年、CSの前身であるプレーオフに2位で出場し西武、ソフトバンクを下し、日本シリーズへ進出、そのまま日本一まで上り詰めた。CSは07年と10年に出場。2位で出場した07年は第2ステージで敗退したが、3位で出場した2010年は再び日本一まで上り詰め「史上最大の下克上」と話題になった。

 

 そのいずれでも主力として活躍していただけに「あの経験はうちにとって貴重」とチーム関係者が言えば、ある選手も「気持ちの作り方とか、日本一になった時のチームの雰囲気とか、教えてほしいのはもちろんですよ」。他の選手も同様で「ぜひ阪神で“下克上教室”を!!」の声が日増しに高まっているのだ。

 

 西岡はこれまで「チームが勝たないと(自分が打っても)喜べない」と話すなど、フォア・ザ・チームを幾度となく口にしてきた。リードオフマンとしてのみならず、ムードメーカーとしても大きな役割を果たしている。ファーストステージで敗退したことがない西岡がCS突破のために一肌脱ぐことになりそうだ。