西村に襲いかかる昨季の悪夢

2013年09月18日 16時00分

西村(右)とハイタッチする原監督

 巨人が17日の中日戦(ナゴヤドーム)に4―2で勝ち、優勝マジックは「3」とした。

 

 3点リードで迎えた最終回、マウンドに上がったのは西村だった。しかし、2四死球で二死一、二塁の危機を招くと代打・野本に中前適時打を許して2点差に。すると原監督はあっさり西村を降ろし、山口にスイッチした。

 

 土壇場での交代について指揮官は「勝つためです。(西村は)内容が良くなかったし、山口が後ろにいたので」と説明。川口投手総合コーチは「今日はチーム全体にプレッシャーがかかっていた。あいつは(重圧を)感じるヤツだから。いい薬になったと思う」と責めはしなかったものの、試合後の右腕は勝ち試合後とは思えない沈んだ表情で引き揚げた。

 

 リーグトップの38セーブを積み上げて球団記録も更新中だが、原監督の頭には昨季終盤も不振に陥った残像が残っているのか、いまだ信頼を置き切れていないのは明白。今回の交代劇で守護神が受けた精神的ショックも心配されるところで、今後の起用法に注目が集まりそうだ。