大魔神並んだ岩瀬に「図鑑」化計画浮上

2013年09月16日 16時00分

 またも金字塔を打ち立てた。中日・岩瀬仁紀投手(38)が15日のDeNA戦(ナゴヤドーム)で今季35セーブ目を挙げて通算セーブ数を381とし、横浜(現DeNA)、米大リーグのマリナーズで活躍した佐々木主浩氏が持つ日米通算の日本選手最多記録に並んだ。


「まさか自分がここまで来るとは思わなかった。一日一日を大切にしてきた結果だと思う。佐々木さんはメジャーでやっている。でも数字で並んだだけでもうれしい」。今季は自身の持つプロ野球記録を更新する9年連続30セーブ、15年連続のシーズン50試合以上登板を成し遂げており、さらなる勲章を手に入れた。


 そんな鉄腕をチーム内で「教科書にしよう」という話が持ち上がっている。その内容は岩瀬を丸裸にしたもの。朝何時に起きて何を食べるのか、そこから球場入りするまで何をするのか、球場入りしてから登板までは何をするのか、どういうトレーニングをするのか、登板後のケアはどうするのかなど、ルーティンのすべて。抑えとしての気持ちの持ちようなども重要なファクターで、言うなれば「岩瀬図鑑」だ。


「大魔神(佐々木氏)はプロの中でも規格外。でも、岩瀬は他と比べても至って普通の投手だろ。それがここまで長くやれるのは絶対に何か理由がある。岩瀬のすべてを調べることでリリーフとして長くやれるヒントが出てくるはずなんだ。だから記録としてちゃんと残しておいた方が良い」(チーム関係者)。中日のリリーフズバイブルともなり得る「岩瀬図鑑」。完成すれば投手王国復活にも役立つはずだ。