「守備が格好悪い」高木監督が周平“改造”へ

2013年09月09日 16時00分

高橋周のスローイング

 中日が8日のヤクルト戦(ナゴヤドーム)に1―5で敗れ、リーグ優勝の可能性が完全に消滅した。あとは3位でのCS出場に望みを託すばかりとなったが、その一方で期待の若手である高橋周平内野手(19)の育成は着々と進行している。

 

 18日の巨人戦(ナゴヤドーム)から18試合連続でスタメン出場。68打数14安打と打率こそ2割6厘と低いが、4本塁打12打点と大器の片鱗を確実に見せている。そんな高橋周に指揮官がさらなる“スター化計画”を練っている。それは「ミスタープロ野球」こと巨人の長嶋茂雄終身名誉監督(77)の守備を「周平に見せよう」というのだ。

 

 打撃は確実に成長を見せているが、指揮官が物足りなさを感じているのは守備で「プロは見せるのも仕事。でも周平はちょっと格好が悪い」。スローイングの際に引っかけて投げるクセがあり、これが不細工に映るのだ。そこで三塁の守備では平凡なプレーでもオーバーアクションでファインプレーに見せたという長嶋氏の映像を見せて「プロの守備」とは何たるかを高橋周に分からせようというのだ。

 

 高木監督の発案にチーム関係者も「長嶋さんはスローイングの後にファーストへ指さすように伸ばす姿が格好良かった。引っかけるクセのある周平には持ってこいのお手本」「あの年代じゃ映像も見たことないだろう。スターとはどういうものか知っておくのはプラスになる」と大歓迎。ミスター効果に期待をかけている。