阪神2年連続で「伝統の一戦」負け越し

2013年09月09日 11時00分

9回、代打で登場し適時打を放った桧山

 阪神は8日、巨人に6―9で敗れ、2年連続で「伝統の一戦」の負け越しが決定した。 試合後、和田監督は「4カード連続負け越しという苦しい中でどう戦うか。このままではいけないという危機感を持って戦っているけど…」と声をしぼり出すのが精一杯だった。

 

 悪夢は1点リードで迎えた6回だった。5回まで1安打無失点だった先発・榎田が先頭の菅野に痛恨の四球を与えると長野、松本哲の連続二塁打であっという間に逆転。さらに2番手に成長株の2年目右腕・松田を投入したものの高橋由、寺内、長野に一発を許するなど巨人打線の前に玉砕した。結局、この回だけで9点。今の阪神打線にはとてもはね返すことができない痛すぎる大量失点だ。

 

 昨年5勝15敗4分けという屈辱の負け越しから“打倒・巨人”を合言葉にしてナインを鼓舞してきた指揮官。今季は交流戦前までは6勝2敗1分けと首位・巨人に対して優位に立っていた。しかし、交流戦後は一転した。特に勝負どころの8月28日からの直接対決で3連敗を喫し、今回も1勝2敗と軍門に下った。しかも、この1勝も巨人の守乱に助けられたもの。“敗者復活”のクライマックシリーズがあるとはいえ、このままでは今年も宿敵の背中を見送るだけだ。