オリックス時短練習で〝巻き返す〟

2012年06月22日 18時00分

 打撃低調で借金地獄に苦しむオリックスが〝逆療法〟で浮上を狙う。チーム打率2割3分(18日現在)とリーグワーストを独走中。ともすれば練習量の増加が叫ばれそうだが、新しく一軍担当に昇格した大島公一打撃コーチ(45)は何と〝短縮案〟を訴えた。

「とにかく今はいかにして選手をリフレッシュさせるか、ということが大事だと思う。負けが込んでいる今は耐える時。そんな時に練習で余分な体力を使わない方がいい」(大島コーチ)と主張。この考えを一軍のチーフ格の小川打撃コーチを通じて岡田監督にも伝えるという。

 大島コーチは「一軍レベルの選手が10分、20分長く打ち込みをしたからって急にヒットが出るものではない。それよりも連勝をした時にどれだけ波に乗っていけるかが重要だから、その時のために体力的にも精神的にも英気を養っておかないと」と真意を説明した。試合前や練習日での打撃メニューをあえて短縮させることが、この先プラスに転じると見ている。

 そうでなくても練習の虫の多いオリックス。本拠地なら試合開始の6時間前に球場入りし、ウオーミングアップ開始を待たずに自主練習をスタートさせる。試合後に打ち込むナインも少なくない。そんな環境に一石を投じる大島コーチの短縮案だが、巻き返しの起爆剤になるか。