メッセ流出はラーメンと激辛料理で阻止!?

2013年09月07日 16時00分

136球の熱投も白星に結びつかなかったメッセンジャー

 阪神がランディ・メッセンジャー投手(32)のメジャー流出危機に直面している。5日のDeNA戦(横浜)で8回無失点と好投した助っ人右腕を米大リーグのスカウトがチェック。これまでも複数の米球団が調査しており、今オフの動向が注目されている。すでにメジャーとの争奪戦を覚悟している阪神サイドは懸命な慰留計画を熟考中。その切り札とは――。

 

 試合後、メッセンジャーはサヨナラ負けに「個人的にはいいものを出したと思うが勝ちたかった。負けたら何も残らない」と肩を落とした。しかし、自身の投球は8回無失点10奪三振とほぼ完璧だった。今季の奪三振148はリーグトップ、11勝はチームトップと安定した成績を残しており、虎先発陣には欠かせない存在になっている。

 

 もちろんフロントでは来季以降も残留の方針を固めている。ただ、メッセンジャーとの2年契約は今季で満了するためオフには再び契約交渉を行わなければならない。そんな状況下で複数のメジャー球団のスカウト派遣。球団関係者も「毎試合のようにメジャーのスカウトが来ている。何とかしないといけない」と警戒を強めている。

 

 慰留するために今季の推定年俸150万ドル(約1億5000万円)からの大幅アップも検討しているものの、米大リーグ関係者が「もう彼も日本で4年。家族のこともあるし、メジャーでそこそこの条件を出してくれる球団があれば阪神の条件より低くても米国に帰りたいでしょう」と指摘するように条件面だけでは決定打にはならない。

 

 そこでメッセンジャーの大好物の力を拝借しようという策も浮上している。ラーメンと激辛料理をパワーの源としている助っ人右腕。チーム関係者は「『米国には、こんなおいしいラーメンや激辛料理はない。帰ったら食べられないよ』とささやいて揺さぶりをかける」と提案。別の関係者も「日本には彼が行ったことのないおいしいラーメン店や激辛料理店であふれている。それを阪神グループを挙げてリストアップして小冊子を作って渡す。名付けて“メッセランガイド作戦”だ」とメッセンジャー専用のミシュランガイドを作成する計画を打ち明けた。

 

 現在の投手陣の台所事情を考えれば何としても流出は阻止しなければならない。ラーメンと激辛料理が虎を救うか!?