ソフト新助っ人のおとぼけ素顔

2012年06月20日 18時00分

 ソフトバンクの新助っ人テリー・ドイル投手(26=ホワイトソックス3A)の長所は頭脳明晰さだ。数学の教員免許を持っていて、オフには母校で代数や幾何を教えているほど。「野球には数字がついてくる。数字は確率だからね。確率から相手の打者を見ることができる。勉強して物事を覚えるのも得意だから、打者と対戦したあとに(特徴などを)覚えることができる」と胸を張った。

 とはいえ、頭でっかちなタイプではない。むしろ柔軟な発想も兼ね備えていると好評だ。17日の会見の最後には「街中で逆車線を走る車を見たら私です。スミマセン。右折の時に(方向指示器ではなく)ワイパーが出るかもしれませんが…。スミマセン」と覚えたての日本語を交えて、日米の交通事情の違いをジョークにして爆笑を誘った。

 しかし、会見後にチーム関係者は「あれはジョークじゃなくて実話らしいよ。すでにレンタカーを借りていて、ワイパーがガチャガチャ動き出したりしてとにかく焦ったって話をしてたからね。ああやって笑いにするあたりも機転が利くところじゃないかな」と明かしている。

「活躍する外国人は頭がよくて、研究熱心なところがある」が持論の秋山監督。お眼鏡にかなったクレバーさでチームの救世主となれるか。