広島痛い ソコロビッチが右肩痛で登録抹消

2013年09月01日 11時47分

 広島に手痛いアクシデント発生だ。中継ぎとしてフル回転していたソコロビッチが31日の試合前練習中に右肩痛を訴え、そのまま出場選手登録を抹消された。今後、広島市内の病院で検査を受ける予定だが、このまま長期離脱となる可能性は高い。8月に一軍に昇格後は場面を問わずに登板して期待に応えていただけに、赤ヘルの3位を目指す戦いへの影響はさけられそうにない。

 

 試合開始前に赤ヘル投手陣に激震が走った。元気にグラウンドへ練習に出てきたソコロビッチだったが、キャッチボールをしている間に異変を訴え、厳しい表情でロッカーへと引き揚げた。直後に野村監督や山内投手コーチが緊急ミーティングを開いてソコロビッチの抹消とエルドレッドの緊急昇格を決断した。

 

 ソコロビッチは5月にも右肩痛で戦線離脱している。野村監督は「肩が痛いということだった。以前痛めたところの近くで前より痛いといっている。1、2日で何ともならない」と状況を説明した。週明けの月曜にも広島に戻って検査を受ける予定。その結果次第では長期離脱となる可能性もある。

 

 8月に再昇格してきたソコロビッチは中継ぎとして9試合に登板。140キロ後半の直球と複数イニングも投げられるスタミナを武器に様々な場面に対応できることからフル回転。チーム内でも「いろんな場面でいけるソコロビッチが来て中が安定してきた」(チーム関係者)と評価は高かった。そんな投手の戦線離脱は大きな痛手だ。

 

 この日は先発のバリントンが2回、右足に打球を受けて緊急降板。野村監督は久本をマウンドに送ったが、1―1の4回、新井貴の犠飛で勝ち越しを許した。1点をリードされた2回の攻撃では、10勝目を目指して先発した虎の黄金ルーキー・藤浪からスクイズで同点としただけに、ベテラン左腕にはなんとか無失点でしのいで欲しいところだったが、思い通りにはいかなかった。

 

 一時は崩壊寸前だった救援陣も、ソコロビッチと永川勝、横山の奮闘で再び安定を取り戻した。頼みの助っ人が長期離脱となれば、その安定は崩れてしまうだろう。今村は最悪の状態は脱したとはいえ、まだ本調子とはいえない。野村監督は救援陣再編という問題に頭を悩ませそうだ。