G戦後遺症か…阪神から魂抜けた

2013年08月31日 16時00分

円陣を組む和田監督(右から2人目)ら阪神ナイン

 阪神が30日の広島戦(甲子園)も0―3と今季18度目の完封負けで4連敗を喫した。巨人戦3連敗ショックを引きずるような覇気のない戦いぶりをセ各球団のスコアラーはG後遺症と断定。落胆する虎をクライマックスシリーズ(CS)進出の踏み台にしようと標的にされている。一方、狙われた阪神は3大危機に直面している。

 

 試合時間わずか2時間34分で4安打完封。まさに無抵抗の敗戦を確認したライバル球団の偵察部隊は「27日からの巨人3連戦に向けて先発ローテーションも崩し、野手陣にも相当ムチを入れていた。これで疲弊してひずみが出てくるはず。負けたことでメンタルも影響する。CS争いをしている4球団はいかに阪神戦を落とさないかがポイントになる」と分析した。

 

 30日現在、3位以下は7ゲーム差に4球団がひしめく大混戦。CS進出をかけてしのぎを削る4球団にとって、魂が抜けた虎軍団は格好の餌食だ。いくら2位は安泰とはいえ、このままチーム状態が上がってこなければCS第1ステージで3位球団に足をすくわれる危険もある。チーム関係者も「今は3位以下のチームの方がモチベーションが高い。このままのみ込まれたら第1ステージで終わってしまう可能性は十分にある」と不安タップリだ。

 

 2つ目の危機はナインの決めポーズ「Gratiii(グラティ)」だ。本塁打を打った後、ベンチ前で選手が行うパフォーマンスの名称を26日に発表したものの、それ以降4連敗。「もしかしたら縁起が悪いかも。頭文字が巨人と同じGというのがまずかったか…」などと早くも球団関係者は“インケツ扱い”。

 

 このまま黒星が先行すると、この言葉を封印する動きが出て、最後は消滅という最悪のシナリオも予想されている。

 

 そして最後の危機は夏休み企画「ウル虎の夏2013」だ。7月26日からから9月1日までの主催15試合で胸にTHマークが入った限定ユニホームを着用してプレーしているが、この日でイベント期間中の成績が5勝8敗となり、負け越しが決定してしまった。

 

 来季以降も同じようなファンサービスを行いたいところだが、成績が悪いとなれば企画段階でボツになってしまう恐れがある。そのため「大きく負け越すことだけは避けてほしい」と営業関係者は戦々恐々としているのだ。

 

 今後も落胆したままだと各方面に悪影響を及ぼすことは必至。G後遺症を一日も早く払拭するしかないのだが…。