上原が教える「勝利への3つのルーティン」

2013年08月31日 11時00分

 レッドソックスの守護神・上原浩治投手(38)が絶好調だ。29日(日本時間30日)現在、19試合連続無失点。14セーブはメジャー自己最多だ。ア・リーグ東地区の首位を走っているチームを支えている。上原の好成績はもちろん、抜群の制球力があるからこそだが、それだけではない。ブルペンや登板直前に行うルーティンも関係しているという。

 

上原浩治「中継ぎピッチャーズバイブル」(7)

 例えばマウンドの土の部分に足を踏み入れる時は右足から、打席に入る時は必ず左足から、などといった決まり事を持つ野球選手は少なくない。

 上原は出番を待つブルペンで3つのルーティンを持っている。

「ルーティンはある程度決まっている。なんかそれをやらないと落ち着かないってのもあるんでね。5回が終わってゼリーを食べて、7回くらいにチューブのやつ(ゼリー)を補給するんですが、これはもう何年もやっていますよ。あとはストレッチ。いつでも行けるよう、準備をしておかないといけないですから」

 米国ではメジャーはもちろん、リトルリーグでさえも試合中に乾燥させたひまわりの種や、カボチャの種を食べる習慣があるが、上原は「あまり食べない」そうだ。その代わり、「ブルペンでは5回まではリラックスしたいので、ガムは落ち着かせるためにも毎日かんでいますね。投げる時はかまへんけど」。ゼリー補給やストレッチ運動と並び、これもルーティンとなっている。

 もちろん、試合展開によっては出番がない日もあるが、上原は毎試合、決まり事を繰り返す。

 試合前の食事などにもルーティンはあるのか。

「特にこだわりはなくて、何か(を必ず食べる)というのは決めていないが、おなかいっぱいにならないように気を使っている。おなかいっぱいになると身体が動きにくくなるし、眠たくなるので。とはいっても、試合前は5分、10分ほど(クラブハウスで)寝たりしますけどね」

 ブルペン投手の場合、球場入りしてから出番が来るまで7~9時間を要する。延長戦やダブルヘッダー第2試合に登板する場合はさらに間隔が空く。登板までの時間をどう過ごすかが重要なのだ。

 上原はルーティンを持つことについて次のように考えている。