王会長は記録更新に期待「バレンティン60本いけるのでは」

2013年08月30日 16時00分

 ソフトバンク・王貞治会長(73)がヤクルト・バレンティンの本塁打記録更新に期待を寄せている。29日のロッテ戦(ヤフオクドーム)は一軍登録されたばかりの明石の3ランなどで5―1と勝利。3連戦を見届けた王会長は「勝てて良かった。ファームにいた選手が結果を出すと、みんなの士気が上がる」とにこやかに球場を後にした。

 

 そんな王会長はもっか55本塁打の日本記録に肉薄するバレンティンを気に掛けている。1964年に巨人時代の王会長が記録。その後、2001年にタフィ・ローズ(近鉄)、02年にはアレックス・カブレラ(西武)も並んだ。大記録が破られようとしている状況を王会長はどんな思いで見つめているのか…。

 

 球団関係者によると、王会長はヤフオクドームのサロンに置かれている新聞にバレンティンが大きく取り上げられているのを見て「すごいねえ」と感心。さらに「自分が現役で56本目を打てるんだったら話は変わるが、そうじゃない。日本人にもそういう選手が出てきてほしいね」と好意的に話し「60本もいけるのでは」と期待していたという。

 

 そんな王会長の“親心”に別の関係者も「そもそも単独記録ではないからね。常々『記録は塗り替えられるためにある』と話している人だから、むしろうれしいくらいじゃないか。そういうところはさすが寛大だよ」と感心するばかり。王会長の思いに応えるためにも“王超え”にとどまらない金字塔を打ち立てるしかない。