山本昌の「コーチ兼任案」が再燃

2013年08月30日 11時00分

4回、投ゴロに打ち取ったユウイチの折れたバットが飛んできて驚く山本昌

 中日・山本昌投手(48)が28日のヤクルト戦(神宮)で今季5勝目を挙げ、自身が持つ先発最年長勝利の記録を更新した。

 

 1996年以来17年ぶりとなる3者連続本塁打が飛び出すなど打線が5回までに10得点を奪う楽勝ムード。にもかかわらず5回5失点で降板したことに本人は「内容が悪くて腹が立つ。こんな展開で(中継ぎの)みんなを使っちゃった。バタバタしちゃって本当に恥ずかしい」と反省しきりだった。

 

 先発最年長勝利に加え、セ・リーグ最年長勝利も48歳と17日で更新。40代での勝利は39勝目となり、工藤公康氏を抜きトップに躍り出た。さらにバットでも記録続出。2回、無死満塁から中前適時打を放ち、同僚の山崎が持っていた45歳8か月のセ・リーグ最年長安打記録を抜き去り、自身の持つセ・リーグ最年長打点記録まで更新した。

 

 そんな山本昌は「辞めさせる理由がない」(西脇編成担当)とすでに来季の現役続行が確実となっているが、一方で現役投手として近年では異例の「コーチ兼任」プランも検討されている。実は山本昌のコーチ兼任は昨オフにも話が持ち上がっていた。「本人の方から申し出があったんだよ。もしも必要ならばコーチ兼任をしてもいいですよってね」(球団幹部)。この時は本人の負担も考えて立ち消えとなったが、ここにきて再燃の気配を見せている。「若い選手はマサにいろいろ聞くことは勉強になる。でもシーズン中はなかなか聞きづらい。コーチ兼任になれば聞きに行きやすいだろ。指導者としてマサの将来のためにもなる」(チーム関係者)という。

 

 山本昌投手兼投手コーチが来季は中日を引っ張るかもしれない。