阪神危機感“DeNAがCSに出てきたらヤバイ”

2013年08月21日 16時00分

中村紀(右)のサヨナラ打を喜ぶ中畑監督

 阪神は20日のDeNA戦(横浜)に8―9でサヨナラ負け。7点リードをひっくり返されての手痛い敗戦で、再び自力Vも消滅した。これでDeNAには4連敗。虎の“中畑ベイスターズ恐怖症”は深刻だ。

 

 まさかの敗戦に和田監督は「この球場はよく本塁打がある。何点あってもセーフティーリードではない。あの7点で勝ちきれない。それが野球というかね…」と疲れきった表情をみせた。無理もない。圧勝ムードのはずだった。3回に打者12人を送る猛攻で7点。ところが、この直後に先発のメッセンジャーが3本塁打などで3回に3点、4回に5点を失って逆転を許し、一度は追いついたものの結局、サヨナラ負けだ。

 

 これでDeNAには4連敗で、今季の通算対戦成績は6勝9敗。阪神は巨人に9勝7敗1分け、広島に10勝7敗、中日に8勝7敗、ヤクルトに13勝4敗といずれも勝ち越しているのに、中畑ベイスターズにだけはなぜか分が悪い。この日のDeNAは主砲のブランコが欠場。対する阪神は4連勝で敵地・横浜に乗り込んだにもかかわらず、またまたの負け、しかも最悪の負け方だ。

 

 DeNAへの相性の悪さがこれだけ続くと、もはや偶然では済まされないということだろう。「なんか、やりづらいんですよ。打線もいいし(DeNAの投手も)打てそうで打てない」とはある選手。左腕・藤井に0勝4敗など、ここへきての“DeNA恐怖症”は深刻で、チーム関係者も「一刻も早くDeNAの負け越しを逆転させたい。そうすれば嫌な感じもなくなる」とピリピリなのだ。

 

 20日現在、DeNAは5位だが、3位・広島とは3ゲーム差。クライマックスシリーズ(CS)進出の可能性も十分ある。最低でも2位は確実とみられる阪神にとって、もしかしたらCSファーストステージの相手になるかもしれないのだから苦手意識は払拭したいところなのだが…。

 

 レギュラーシーズンのDeNA戦は残り9試合。チーム関係者は「DeNAだけに負け越しているのは純粋にシャク」とも口にするが、このままではDeNAが3位に近づけば近づくほど虎の空気も重くなりそうだ。