マエケン“マー君が負けるまで勝ち続ける!”

2013年08月21日 16時00分

7回無失点で11勝目を挙げた前田健。顔写真は楽天・田中

 広島・前田健太投手(25)が20日の中日戦に先発し、7回無失点の好投で11勝目を挙げた。これで自身5連勝。「状態が悪いとか、いいとかに左右されずにすべてのボールをしっかりとコントロールできている」と手応えを口にした。

 

 シーズン前半には故障のため2度の登録抹消を経験したものの、ここにきてマエケンは本来の勝負強さを発揮し、3位争いをするチームをけん引している。この完全復活の裏には先日、プロ野球新記録となる21連勝を樹立した同級生の楽天・田中への強烈なライバル意識がある。

 

「マー君がすごい記録を作っているのがマエケンのモチベーションになっている。昔から何かと比較されてきたし、本人も負けず嫌いなので気合が入っている」(チーム関係者)。赤ヘル内では、このマエケンの好調ぶりについて「マー君に感謝しないといけないかもしれない」という声も出ているほどだ。

 

「勝ちがついてくるのはピッチャーにとって気持ちの面で大きい。去年は大事なところで勝てなかったので大事なところで勝っていきたい」と球団初のクライマックスシリーズ進出に向けて気合十分の前田健。この日、敵将の中日・高木監督はマエケンのことを「セントラルのマー君ですよ。打てんのはしゃあない」とたたえたが、赤ヘルサイドは「マー君の連勝記録が続く限り、マエケンもずっと勝っていくはず」と“マー君効果”の継続を期待している。