虎営業「福留グッズ」在庫一掃だ

2013年08月15日 16時00分

7回、好機に凡退し渋い表情の福留
7回、好機に凡退し渋い表情の福留

 阪神・福留孝介外野手(36)が13日の広島戦(京セラドーム)で約3か月ぶりに一軍復帰した。7回に代打で出場し、三邪飛に倒れたものの、逆転Vを狙うためには欠かせない駒として完全復活が待ち望まれている。さらに、福留が活躍しなければいけないワケはもう一つある。それは倉庫に眠っている大量の福留グッズだ。

 

 5月3日以来の一軍出場を果たした福留は「初球から手が出たのは良かった。いい投手と対戦できたことも良かった」と収穫を口にした。和田監督も「スイング自体は悪くない。“いけそうだな”というのを見せてくれた」と手ごたえをつかんだ内容だった。

 

 この日は広島先発・前田健に3安打1点に封じられて1―2と敗戦。打線の活性化が急務となっていることを改めて露呈しただけに福留の今後の活躍が大きな鍵を握っていることは間違いない。

 

 ただ、福留の復活を切望しているのは現場サイドだけではない。ある営業関係者は頭を抱えながら打ち明ける。「実は福留選手は開幕してすぐに戦線を離脱してしまったので関連グッズが大量に残っているんです」。実績十分の福留と西岡については戦力面ではもちろん営業的にも「ほとんど同じ品揃えで2人の商品を作った」(営業担当者)と大きな期待をかけていた。

 

 現在は左ヒザ痛のため二軍で調整中の西岡だが、前半戦は2位躍進の原動力として貢献。グッズ販売でも「すでに何度も増産するほどの人気です」(営業担当者)と力を発揮している。一方の福留は開幕からわずか1か月足らずで戦線離脱。初期生産分も倉庫に残っている状態。

 

 この在庫を売り切るためにも営業関係者は「1位とも3位ともゲーム差が離れている状況では、少しの活躍ではインパクトが足りない。在庫がさばけないです。それこそ、もう一度、巨人と首位争いをするまでチームを引き上げるほどの活躍をしてもらわないと。連日のお立ち台とか…」と福留の猛烈な逆襲を願っているのだ。

 

「まだ何も仕事をしていないのに、すごい歓声をもらった。これに応えるよう、結果を出せるようにやっていくしかない」と決意を新たにした福留。ベテランの意地に各方面から熱視線が注がれている。

 

 

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