阪神復活足がかりの逆転勝利

2012年06月15日 12時00分

 阪神スタンリッジ(33)が14日、西武戦の先発。試合前、相手本拠地・西武ドームについて「打者に有利な球場という印象。何でか良く分からないけど打球が良く飛ぶ」と話していた。序盤はその不安どおり、西武打線につかまる展開が待っていた。

 

 まずは初回二死走者無しから中島にいきなり5号中越えソロを浴びて先制を許すと、続く2回にも炭谷、上本の8、9番コンビに連続適時打。序盤でいきなり3点を失う苦しい展開となってしまった。

 

 不振続きの打線にとって、3点を追うのはあまりにも苦しい展開。和田監督は不振のマートンに代えて二軍で好調をキープしていた4年目の野原祐を1番・右翼で起用するなど打線の奮起を促したがそれも上手く機能しなかった。相手先発のベテラン・西口に上手く料理され3回まで無得点に封じ込められてしまう。

 

 それでも中盤は意地を見せた。4回には一死一、三塁から7番・新井良が右翼へ適時打を放ちまず1点。さらに6回も一死一、三塁から平野が左前適時打を放ち2―3とする。先発のスタンリッジも「抜け球が多く、ボールが先行する苦しい展開になってしまった」と状態は悪いながらも3回以降6回途中に降板するまで無失点に切り抜けた。

 

 そして7回だ。先頭の新井貴が左中間を破る二塁打で出塁すると、一死から今度は弟の新井良が中前打を放つ。新井兄弟の働きでとうとう同点に追いつく事に成功した。

 

 苦しいながらもリードを跳ね返し、追いついた阪神。この一戦を反撃の足がかりにしたいところだ。