大阪桐蔭・森友哉の「意中の球団」

2013年08月09日 16時00分

2回、1本目のアーチを放った森友哉

 第95回全国高校野球選手権大会が8日に開幕。史上7校目の夏連覇を目指す大阪桐蔭(大阪)が10―2で日本文理(新潟)を下し、好スタートを切った。プロ注目の森友哉捕手(18=3年)は2本塁打を含む4打数3安打4打点の大活躍。ネット裏のスカウト陣をうならせたが、チーム内では、その森の“意中の球団”が噂になっている。

 

 プロ注目の男が18回目のバースデーに甲子園で2打席連発だ。2回に左翼ポール際、4回には逆風をものともせず右翼席に叩き込んだ。チームは14安打10得点の大勝。森は「これまでで最高の誕生日。本塁打よりもチームの勝利がうれしい」と笑みを浮かべた。これで甲子園通算5発目。身長170センチと小柄だが、パンチ力とバットコントロールは高校球界では抜けた存在。卒業後はプロ入り確実とみられ、数球団がドラフト1位候補としてリストアップ。競合指名もありそうな状況だ。

 

 そんな中、チーム内では森の意中の球団は昨年まで大阪桐蔭でバッテリーを組んでいた藤浪のいる「阪神」と噂になっている。チームメートが声を潜めてこういう。「森は阪神に行きたいと思いますよ。寮で藤浪さんの登板する試合をみんなで見ていたんですけど、森が“オレって阪神のユニホーム、似合うかな?”って言ってましたから」。別の選手も「森と藤浪さんは友達みたいでタメ語で話しているんです。(卒業後に藤浪が)寮に来た時は(同校OBの)西岡さんとの上下関係についてとか、阪神の寮の食事の話を聞いていたみたいです」と話した。

 

 たとえ意中の球団があっても、ドラフトでその通りになるかは、くじなど、運も関係してくるが、大阪桐蔭の黄金バッテリーは、やはりプロでも一緒にという気持ちが強いということか。森の母・由美さんは「藤浪さん(藤浪の母・明美さん)とは家も近所ですし、LINEでいろんな話をしますよ」と藤浪家と“親同士”でのコミュニケーションがあることも明かす。ちなみに子供のころの森は阪神ファンで、小学校時代にはタイガースのハッピを着て甲子園で観戦したこともあるそうだが…。

 

 高校最後の甲子園に「悔いの残らないようしっかり戦いたい」と気合を入れた森。“最後”のその先にも甲子園を夢見ている!?