貧打竜ナインのお手本はソフト松田

2012年06月16日 18時00分

 中日・高木守道監督(70)が貧打の竜野手陣に〝ソフトバンク・松田宣浩内野手(29)を見習え!〟との指令を出している。

 指揮官は深夜にテレビのスポーツニュースなどで全試合をチェックしてから寝るのが日課。その中で9日の広島対ソフトバンク戦(マツダ)で松田が6号ソロを放ったシーンが目に留まった。

「長めに持っていたバットを2ストライクに追い込まれると(松田は)短く持って(コンパクトに)振っていってた。短く持ったって、ああやってホームランは打てるんですよ」。それが竜ナインの手本にもなると考えたのだ。

 ここ4試合で引き分けを挟んでの3連勝を飾ってはいるものの、その間の得点は3、2、1、1と低調。あくまで投手陣の踏ん張りによる勝利とあって「やっぱりチャンスでタイムリーが打てんからね。もっと頭を使って工夫をしないと」と高木監督はぼやく。

 そこで松田を〝先生〟として導入。「長く持ったら詰まりやすいのにウチの選手は、2ストライクと追い込まれても何も考えずにやっている。松田のまねをしてほしい」というわけだ。

「私だって現役の時は追い込まれたら短く持ったり、いろいろやっていたよ。そうしなくても打てれば何も言わないけど…」(高木監督)。中日は13日から、その松田を擁するソフトバンクと敵地・ヤフードームで2連戦。さて〝生教材〟の効果は——。