中日・ビシエドの「日本人化」計画に援軍

2020年01月21日 16時30分

パウエルコーチ(右)と対面したビシエド(左)

 中日のダヤン・ビシエド内野手(30)が、外国人としては球団史上初となる国内FA権の取得を虎視眈々と狙っている。

 20日に今年初めてナゴヤ球場でランニングやティー打撃などの練習を敢行。「いよいよ2020年のスタートだよ。自分の思ったよりも初日にしてはいい感じだった。経験が増えたところもあるし、シーズンに向けて今までと同じようにしっかり準備していきたい」と意気込んだ。

 来日5年目を迎えた竜の主砲は、今年を含めて順調にあと4年間プレーすると、国内FA権の取得条件となる計8年に到達。他球団ではラミレス(巨人)、カブレラ(オリックス)、スタンリッジ(ソフトバンク)、メッセンジャー(阪神)らがいるが、中日ではいない。将来、日本人扱いとなることを自身も意識しており「8年だよね。とにかく自分の仕事をするだけ。いつまで、できるかは自分では決められないけど、自分の仕事をしっかりして、一歩一歩集中して、そういうところまでいければいい」と色気を見せる。

 そんなビシエドの力強い援軍となってくれそうなのがアロンゾ・パウエル巡回打撃新コーチ(55)だ。来日3年目となる1994年から3年連続で首位打者を獲得し、NPB球団に7年間在籍した偉大なOBとあって、この日、対面したビシエドは「今日はあいさつだけだったけど、いい感じの人だった。すごく助けてもらえると思う。日本の野球のことをよく知っている方なので、指導してもらえることがすごく楽しみ。野球の技術や精神面とか、自分にとって役に立つことはすべて聞いてみたい」とすっかり心酔している。

 パウエル・コーチもビシエドについて「いい選手だと思う。いい印象を持っている」と、自身の7年超えに期待を寄せている。オフには外国人としては異例となる球団納会やファンフェスタに参加するなど、名古屋人としてすっかり染まり始めている竜の最強助っ人の日本人扱いが今から待ち遠しい。