ソフトバンクが“ホークス市”創設計画

2013年08月04日 11時00分

ソフトバンク二軍が使用してきた雁ノ巣球場

 ソフトバンクが、地方自治体を対象にファーム本拠地の用地募集を行うことを発表した。

 

 新球場や施設等は球団が建設して運営管理する見込みで、2016年シーズンから使用予定。約4万~6万平方メートルの造成済みか、または粗造成済みの平坦な更地、交通手段の利便性が確保できることなどが募集条件になるという。

 

 現在は福岡市が所有する雁の巣球場と、選手寮と室内練習場のある西戸崎合宿所を利用しているが、2011年からの三軍制導入で大所帯になっている。環境改善のためにも「どのような応募があるかによるが、一体化させた施設を作りたいと考えている。構想の中ではグラウンド、サブ、室内練習場、選手寮。クラブハウスも考えている」(高田取締役)

 

 そんな中、理想のビジョンとして描かれているのが“ホークス市”の創設だ。球団関係者は「一番いいのはホークスを使って町おこしをするぞ、という自治体が出てきてくれること。お互いプラスになる関係が築けるのがベスト。極端な話(市名や町名を変更して)ホークス市にしますよ、というくらいのところが出てきてくれればね」と期待を込めた。

 

 想定されるのは本拠地・ヤフオクドームから1時間圏内の地域。九州におけるチームの人気は絶大なだけに、集客に対応した一大施設が完成すれば“鷹の町”として地域経済の発展にもつながる。球団としてもファン層の拡大やブランド力の向上はもちろん、ファームを営利化する選択肢も生まれてくる。大計画を実現するため、好条件の誘致先を首を長くして待つばかりだ。