高木監督“若手使う使う詐欺”か

2013年07月31日 16時00分

 30日の阪神戦(甲子園)に敗れた中日。これで4連敗となり、首位の巨人とは今季最大の17・5ゲーム差、3位のDeNAにも2・5ゲーム差をつけられた。高木守道監督(72)は「打てない。点も取れない。あとはいつも言っていること。もう言いたくない」と吐き捨てると「打順を変える? 明日(31日)はするよ。楽しみにしといて。明日の打順はファームと間違えるよ」と若手主体への切り替えを宣言した。

 

 そんな指揮官の発案には井上打撃コーチも「いいと思う。点差、勝負に関係なく必死にやっているヤツらがどうするか楽しみ」。この日の最終回にタイムリーを放った松井雅、それに続いて左前打を放った高橋周などの活躍に期待を寄せた。

 

 だが、この老将の「若手起用」発言は額面通りには受け取れない。両リーグ最速の30敗目を喫した5月29日のロッテ戦(ナゴヤドーム)の試合後にも高木監督は「何かせんと我々が能がないと言われる。もう50試合も過ぎた。開幕から2か月もたっている。若い人がすぐに力を出すのは難しいけどもやってかんことには。若いヤツを使っていこうと思う」と宣言。

 

 チーム関係者は「やるのが遅いぐらい。楽しみだね」と期待したが、フタをあければ起用した若手は堂上直ただ一人。その堂上直もわずかに4試合でスタメン落ち。元のベテラン打線に戻ってしまい「使うのがナオミチ(堂上直)1人だし、諦めるのが早すぎる」と落胆の声があふれた一件があるからだ。

 

 果たして、今度ばかりは本気なのか、それともまたも“やるやる詐欺”で終わるのか。周囲は注目している。