“鉄火面”森脇監督の退場でオリックス一丸

2013年07月31日 16時00分

 オリックスが30日のソフトバンク戦(京セラドーム)に4―3で競り勝った。同点の6回にバルディリスが勝ち越しの13号ソロを放ち、8回には山本が追加点となる左前タイムリー。投げては先発のマエストリが6回2失点に抑え、岸田、佐藤達、平野佳の継投で逃げ切った。

 

 チームはここにきて結束力を強めている。「あの姿を見てみんながひとつになった」(ある選手)。28日の西武戦の6回、打者の李大浩が空振りの判定にファウルを主張して猛抗議。認められずにベンチに引き揚げる際に西本球審を侮辱するジェスチャーをしたとして退場となった。これに激高した森脇監督も球審の胸を突き、暴力行為で退場を宣告されたが、めったに感情をあらわにすることのない指揮官の怒りの姿にナインは感銘を受け「監督は李大浩を守った。あれを見ると監督の思いに応えないといけないと思うでしょう」と口を揃えるのだ。

 

 チーム関係者も「ふだんめったに怒らない人が怒るとみんな感じる部分がある。チームがまとまったと思う。それに選手を体を張って守った格好だから監督の株が上がったよね」という。退場処分の件で森脇監督と李大浩は加藤コミッショナーから厳重注意と制裁金を科された(制裁金は森脇監督が15万円で、李大浩が10万円)が、これがオリックス浮上のきっかけにもなるかもしれない。