広島・堂林が〝オレ流理論〟吸収

2012年06月14日 12時00分

 広島の堂林翔太内野手(20)が10日のオリックス戦(マツダスタジアム)で、同点打とダメ押し打で4打点を挙げて、5―2の勝利に貢献。前日(9日)のソフトバンク戦では3度の好機に凡退しただけに「悔しさが、ずっと残っていた。その悔しさを晴らそうと思って打席に入った」と振り返った。

 

 そんな若ゴイが打撃の参考にしているのが〝落合理論〟だ。普段は「本はもちろん、マンガも読まない」と言うが、山崎前二軍監督に前中日監督の落合博満氏の著書「超野球学」を薦められ、シーズン前から熟読。「今まで知らなかったことがたくさんあって参考になる」と何度も読み返しているという。

 

 特に生かされている理論は〝センター返し〟だ。「なぜ中堅手が打席から一番遠い位置にいるかといったら、それはセンター方向の打球が一番飛ぶから。だからセンター方向を意識するんだということを読んで、なるほどと思った」(堂林)

 

 この日の2本の適時打は、いずれもセンター返し。常に理論を意識して打席に立ち、確実に効果が出始めている。「打率が2割5分くらいで、それより上にいけないのは、まだまだということ」とさらなる飛躍を目指す堂林は、今後もオレ流理論を武器に打ちまくる意気込みだ。