悩めるマートンにゲキ

2012年06月11日 12時00分

 阪神が〝マートンショック〟を払拭できずに完敗した。

 10日のソフトバンク戦(甲子園)先発メンバーからマット・マートン外野手(30)の名前が消えた。前日も打撃内容が悪く守備でも集中力を欠いたプレーが飛び出した。そして、イライラを募らせた助っ人は前日の試合後に失点につながった守備について報道陣に聞かれると「能見さんが嫌いだから、点をやったんだ」。怒りを爆発させて本心ではない言葉を吐露したようだが、チームメート批判、背任行為とも解釈されかねない発言と大きく報じられた。

 一夜明けて球団は口頭で注意。和田監督とも話し合い、この日のベンチスタートが決定した。和田監督は「チームの中心を打ってもらわないといけない選手。集中力を欠いたプレーも出てきているので外した」と説明。不振の原因については「いろんなものを抱えながら野球をやっている。吹っ切ってもらわないと」と悩める助っ人にゲキを飛ばした。

 深刻な打線の低迷に思わぬ舌禍事件も加わって重苦しいムードに陥ったチームは6回までソフトバンク先発・大場の前にわずか1安打。結局、1点しか奪えずに敗戦した。マートンも8回に代打で出場したものの、三塁ゴロに倒れ、汚名返上とはいかなかった。
 借金はこれで今季最多タイの3となってしまった。

 

審判団を感服させたマートンの紳士行動

マートン不振の理由は「日本語上達」