セ全選手に“あのポーズ”させたい西岡

2013年07月20日 16時00分

<マツダオールスターゲーム2013(19日):全セ1-1全パ>第1戦に「1番二塁」で先発出場した阪神・西岡剛内野手(28)は3打数1安打1四球。6回には二盗にも成功するなど大ハッスルで「シーズンと違う楽しみ方というか、ノビノビ野球ができました」と満足そうに話した。

 

 しかし、いつまでもノビノビしているわけにもいかない。今回の球宴ではある“使命”が託されているからだ。それは「西岡には他球団の選手を巻き込んで、あのパフォーマンスをやってほしい」(阪神関係者)というもの。阪神ではすっかりおなじみとなった、本塁打を打った選手がベンチに戻った際、ナインで輪になり中堅方向に一斉に腕をふる西岡考案のパフォーマンスを球宴の舞台でも、というのだ。

 

 理由は、あのパフォーマンスが阪神に一体感をもたらした一方で他球団の選手や関係者の一部から不評を買っていること。例えば巨人の杉内は「投手としては、あれをやられるのは気分が悪いですよね」と話し、セ球団関係者も「あれはダメ。相手チームへのリスペクトがない。しかも西岡が考えたらしいじゃない。メジャーではそういうのは一番ダメでしょ。どうしてそれでやろうと思ったのか。状況次第で報復する球団も出てくるんじゃないか」とぶっそうなことまで口にしている。

 

 そうした不評をこのままにしておくのは問題だが、阪神では大好評。大盛り上がりだけにやめるわけにはいかない。そこで、球宴の舞台で西岡が本塁打を放ち、そのパフォーマンスを行って「他球団の選手を巻き込んでしまえばいい」(別の関係者)となった。そうすれば、今後“でも、みんなやったじゃない”と文句を封じ込めることができるというわけだ。

 

 そのためにはまず西岡が本塁打を打つ必要がある。球宴で一発叩き込めば、後半戦への弾みにもなるだろうが、果たして…。球宴の残る試合で西岡のバットにはそんな大きな期待がかけられている。