原監督の〝親切心〟がアダ?

2012年06月12日 18時00分

 またしても巨人・原監督の親切心が〝あだ〟となった?

 

 8日の西武戦の試合前のこと。原監督のもとに、西武・中島裕之内野手(29)があいさつにやってきた。手短に立ち去ろうとすると、原監督が呼びとめ、しばし談笑…。

 

 その後、指揮官の表情が次第に真剣になると、バットを手に取り打撃論議へと発展したのだ。

 

 すると試合ではその中島が大暴れ。澤村から27試合ぶりという3号2ランを左中間スタンド上段へ運ぶと、7回には試合を決定づける2打席連続の4号ソロ。4安打3打点の活躍で巨人の連勝を3でストップさせた。

 

 中日が勝ったことで、敗れた巨人は首位陥落。これには原監督も渋い表情で「6点(失点)は軽くないね」と振り返ったが、その胸中は複雑だったはず。5月28日の日本ハム戦でも、15試合本塁打のなかった中田に試合前「もうちょっとゆったりとしたふうにやってみればどうだ?」とアドバイス。するとさっそく決勝弾となる4号2ランを浴び、巨人が2―3で敗れているからだ。

 

 これには巨人関係者も「他球団の選手に『ウチの監督のところへあいさつに来ないで』とは言えないでしょう。困りましたね…」と苦笑い。敵に利用されるぐらいなら、いっそのこと原監督、自軍の打撃コーチに専念したらいいかもしれない。