和田阪神に厳しいノルマ

2012年06月09日 18時00分

 阪神は8日のオリックス戦(甲子園)に3—1で逆転勝ちした。雨が降る中、7回に金本知憲外野手(44)が3号3ラン。試合をひっくり返した。

 だが、これで今季交流戦は6勝9敗1分。厳しい戦いが続く。そんな中、フロントサイドがあえて数字を突きつけてきた。交流戦残り7試合で「4勝2敗1分以上」というノルマだ。

 これには、あるデータが関係している。それは『交流戦終了時点でシーズン通算勝率が5割を上回れば最終成績が2位以上で、下回れば3位以下になる』。2005年に交流戦が始まって以来7年間、阪神は必ずこの法則に従っているのだ。

 そして「2位以上」というのがポイント。クライマックス・シリーズ(CS)は2位と1位のチームにそれぞれ第1、2ステージの開催権が与えられるからで「売り上げは自分の球団に入るから2位か3位かで大きく違う。何としても入ってもらわないと」と球団幹部は声を大にする。

 過去、阪神は交流戦終了時点で勝率5割ちょうどだった例がないだけにデータを踏まえてノルマは5割超え。そのためには残り交流戦7試合を「5勝2敗」あるいは「4勝2敗1分以上」の成績が必要なのだ。

 正捕手・藤井彰が故障離脱するなど、戦力は万全ではないが何とかこの数字はクリアしたい和田阪神だ。