“大野コーチがマウンドに行くと打たれる”は本当か?

2012年06月11日 12時00分

<核心直撃>広島・大野豊投手チーフコーチ(56)に〝異変〟が起きている。昨季までは投手がピンチに陥るたびにマウンドに駆け寄ってゲキを飛ばしていたが、今季は同じシーンでもベンチ待機が目立つ。ファンの間では〝大野コーチがマウンドに行くと投手が打たれるケースが多かったからではないか〟とも噂されているが、実際どうなのか。直撃した。

 

 ――今季はピンチでもあまりマウンドに行っていないが

 

 大野コーチ:そうだね。今年は我慢している。バッテリーに任せている部分は大きい。

 

 ――昨季までは大野コーチがマウンドに行くと打たれるということがファンの間に〝都市伝説〟のように広まっていた。それを気にして、ということはあるのか

 

 大野コーチ:そういうことはないよ。ピンチだから打たれることもあれば、抑える時もある。打たれたら(自分がマウンドに行ったことが)駄目だったと思われても仕方ない。ただ、打たれた後は「もっと違う伝え方があったのかな」と考える時もあったけどね。

 

 ――では今季、マウンドにあまり行かないのは違う理由があるということか

 

 大野コーチ:外国人選手などあまり来てほしくない人もいる、というのもあるが、あまりマウンドに行き過ぎてもその選手のためにならないということを考えている。厳しい場面の時に自分で考えることで成長につながる部分もある。結局、最後に投げるのはピッチャー自身だからね。

 

 ――とはいえ、作戦上のことなどでマウンドに行かないといけないこともある

 

 大野コーチ:そういう時は選手の性格によって厳しくしたり、優しくしたり、おだてたりと言い方を変えている。とにかく、ピッチャーには納得した上で自分のボールを投げてほしいと思っている。