岩村が本気で狙う故郷での球宴

2012年06月11日 12時00分

 本気なのか…。右ふくらはぎ肉離れで開幕二軍スタートだった楽天・岩村明憲内野手(33)が球宴出場の大目標を掲げ、巻き返しを狙っている。

 

 7日に一軍へ合流。Kスタ宮城でのチーム練習ではフリー打撃で鋭い当たりを連発した。8日の今季初登録を前に精力的に体を動かしたが、その胸には今年7月21日に故郷・愛媛の坊っちゃんスタジアムで行われる球宴がある。

 

「2002年のヤクルト時代に出場できなかったこともあって、地元開催の球宴出場をモチベーションにやってきたそうです」(チーム関係者)

 

 実は岩村は昨年、10年ぶりとなる坊っちゃんスタジアムでの球宴開催の情報を誰よりも早くキャッチ。凱旋試合出場に向け、人知れず心を高ぶらせていた。ところが、3月にケガで戦線離脱。一時は関係者が「メールをしても返ってこない」と連絡が取れなくなるほど、ひどく落ち込んでいたという。

 

 それでも、めげずにファーム23試合で打率3割2分3厘と結果を残し、満を持して一軍昇格。普通に考えれば出場はきわめて厳しい状況だが、わずかな可能性をモチベーションに一軍で暴れまわる決意を固めている。

 

 「やっと開幕だね。それなりに(ファームで)やってきたんでね」と不敵に笑った岩村。移籍1年目の昨季は期待はずれで終わっただけに、今季こそは違うというところを見せられるか。