コイの祐ちゃん無念の降板

2012年06月07日 12時00分

 広島は6日、日本ハム戦(札幌ドーム)に1—2で競り負けた。先発のルーキー・野村祐輔投手(22)はこの日も安定感抜群の投球で、相手打線を7回1失点に抑えた。ところが打線は初回に1点を先制したものの、それ以降は相手先発・斎藤佑樹投手(24)の術中にはまり、追加点が奪えない。結局終盤に勝ち越しを許し〝佑・祐対決〟は先輩佑ちゃんの勝利に終わった。

 東京六大学の先輩である日本ハム・斎藤との再戦に燃えないはずはなかった。前回の対戦では1—0で野村が勝利したが「投げ勝ったというよりチームが勝ったのがよかった」。「憧れの先輩」と輝かしい実績を残してきた斎藤を尊敬しているが「自分としては似ているタイプではないと思う」という。しっかりと自分の投球スタイルを確立しているという自負があるのだ。野村は完投ペースで投げ続けたが、7回を終えたところで隊長に異変を感じ、そのまま降板となった。

 前夜は2ケタ得点と大爆発した打線は初回、ニックの適時二塁打で幸先良く先制したものの、その後はあと1本が出ずに野村を援護をすることができなかった。

 8回、4番手・今村が田中賢に勝ち越しとなる適時打を浴びて、ついにリードを許してしまった。結局、9回も反撃できず、バースデー登板となった斎藤に白星を献上した。