ソフトバンク「ローテ制救援」

2013年06月28日 11時00分

敵地QVCマリンフィールドで全体練習を行った秋山ホークス

 ソフトバンクは27日、今日28日からのロッテ3連戦に備え、QVCマリンフィールドで全体練習を行った。チームは現在3連敗中で、前カードの日本ハムの2連敗はともに救援陣が打たれたことによる逆転負け。再び3位に転落した。交流戦でもフル回転し疲弊が叫ばれる鷹リリーフ陣。そこでチームは“救援陣ローテ態勢”を敷き、立て直しを図る。

 前日の雨模様から一転、青く澄み切った空から強い日差しが降り注ぐ中、ナインは約2時間半ほど全体練習を行った。空を見上げ「カリフォルニアみたいだな」と野球留学で汗を流した思い出の地を懐かしんだ秋山監督。だが、チームの状況はどんより曇ったままだ。

 交流戦明けは楽天に2勝1敗と勝ち越したが、ここにきて取れるはずの試合を落とした。特に日本ハムとの2戦目(26日)は悪夢のサヨナラ負け。8回に登板した岩崎が2点を失い、延長10回には頼みの新守護神・千賀が失策絡みながら崩れ、連続無失点は34回3分の1でストップした。

 期間中にフル回転し、4度目の交流戦Vに大きく貢献した岩崎と千賀。だが、ここまで66試合を消化して岩崎は34試合、千賀は29試合に登板と、昨季までリリーフ経験がほとんどなかった2人にとっては過酷だ。

 それでもチーム関係者は「疲れを心配されているようだが、それより千賀、岩崎が打たれたのは経験がないのが一番。(千賀は)記録が止まったのもあるけど、それはそれでいい経験になったから、よかったんじゃないか」。2人はシーズンを通して活躍できると見込んだうえで、むしろこの時期の失敗はプラスと考えている。

 さらに、万全を期すため、救援陣のローテーションも組まれる。高山投手コーチはこの日「2人は必ずいける準備をさせておく。そのなかで1人休ませたりできれば」と方針を語った。

 連敗脱出を図るチームには明るい話題もある。疲労を考慮され、5月22日に登録を抹消されていた武田がこの日、阪神との二軍戦(鳴尾浜)で実戦復帰(2回3分の2を2安打1失点)。7月3日の広島戦(ヤフオクドーム)にも登板予定で「順調にきている」(高山投手コーチ)という。

 完投がいまだゼロと投手事情は苦しいが、秋山監督は「連敗だけど次に切り替えて明日からの3つ。先よりも今が大事」。ひとまず連敗脱出、そこから首位進出を狙う。